4. 木浦(モッポ)


10月18日(木)

■木浦総合バスターミナルの到着

無事、木浦総合バスターミナルに到着。今はPM6:00頃ですが、これから湖南線の木浦駅に向かうつもりだ。でも、市内行きのバス停がどこにあるのか分からず右往左往。通りがかりのお客さんに聞いてやっとの思いでバス停を発見。まあ、苦労の連続だった。

ところで木浦駅は湖南線の終着駅で港町。日本統治時代は「木浦府」と呼ばれ、中国大陸との貿易港として利用されていて、多くの日本人が住んでいたそうだ。

実は私、韓国語の先生が木浦出身とのことから、10年以上前からこの木浦には来てみたいと思っていた。なので、これでやっと夢がかなってとても感無量です。今日は、木浦駅の近場に宿泊し、明日は目一杯市内観光をしようと思っている。

 

ですが、木浦駅の近場には手ごろなホテルやモーテルが見当たらず、結局、この日もピーチスパランドと言う海辺のサウナに泊まることにした!

ちょっと遅めだったため館内で今も食事が可能か尋ねてみたが、日本語が全く通じず。韓国語でも尋ねてみたがダメ!「参った!参った!」私も韓国語の勉強のやり直しですね!(泣)


10月19日(金)

■木浦駅で!

翌日、ピーチスパランドからバスで木浦駅へ。駅構内の観光案内所で色々と尋ねていると長野から来たと言う一人の男性と知りあった。その男性から「一緒に観光しませんか?」と誘われ、一緒に近代文明博物館、近代歴史館ⅠとⅡ、儒達山(ユダルサン)を一緒に観光。

■儒達山(ユダルサン)!

ここが儒達山。儒達山は高さは228.3m。山を登る途中に木浦が輩出した歌手李蘭英(イ・ラニョン)の記念碑「木浦の涙」や李舜臣将軍の銅像があった。達城公園、彫刻公園、蘭公園、体育公園などがあり、絶好の観光スポットとなっているようだ。イルトンバウィという頂上付近の岩場からは木浦と多島海(タドヘ)の景色を見ることができるとのことだったけど、ゆっくりみることが出来なかった。やっぱり1人の方がゆっくり観光できていいね!

木浦近代歴史館Ⅰ (旧日本領事館)

この建物の前にはどこかで見たことがある少女像があったよ!平和のシンボル像とのこと。色々と考えさせられる!

 

木浦近代歴史館Ⅱ( 旧東洋拓殖会社木浦支店)

知り合った人とはここでお別れ!その後、私は一人で近代博物館Ⅱを見学。でも、この博物館に展示されていた資料、写真等は紛れもなく反日を目的にしている感じがした。とても残念だった。

 

今日も木浦にもう一泊する予定だったがとてもそんな気分にはなれなかった。なので、早々と木浦を離れる事にして、予定外の羅州(ナジュ)に行って見ることにした。!

尚、余談だが麗水のとあるカフェで、店主と娘さんの3人でこれからの私の旅行先である木浦の話をしていたら、2人の会話が妙によそよそしかった。その理由が今になって解けた様な感じがする。「そうだったのかと!」