【2016/10/18~29  安東から慶州・海雲台・釜山そして大邱の旅】

2016年10月18日、今回は私の64回目の誕生日です。なので、これを機会にずっと行って見たかった安東や慶州、釜山、大邱に思い切って行ってきました。見どころは、安東は高麗時代から続いている河回村(アンドンハフェマウル)の雰囲気を、そして慶州では新羅時代の聖地を、釜山では近年目覚ましい発展を続けている様子を実際に見てきました。そんな慶尚北道、南道の旅です。

 

 

【旅日程】

➊安東を観光

10月18日(火) 成田空港出発~大邱国際空港着、大邱から安東へ移動

10月19日(水) 安東2目

➋慶州を観光

10月20日(木) 安東3日目~慶州へ汽車で移動

10月21日(金) 慶州2日目

10月22日(土) 慶州3日目

➌釜山(海雲台、南浦洞)を観光

10月23日(日) 慶州4日目~高速バスで海雲台へ移動

10月24日(月) 海雲台2日目

10月25日(火) 海雲台3日目~南浦洞移動

10月26日(水) 南浦洞2日目

➍大邱を観光

10月27日(木) 南浦洞3日目~汽車で大邱へ移動

10月28日(金) 大邱2日目

10月29日(土) 大邱から大邱国際空港へ移動し、成田国際空港へ帰国

 

 


2016/10/18(火): 成田空港から大邱国際空港へ、そして高速バスで安東へ

■14:10、 成田空港から一路、大邱国際空港へ

話によると、日本から大邱国際空港への就航は最近との事らしいです。今回、私の乗った飛行機はティーウェイ航空ですが、因みに大邱国際空港は官民共用の国際空港とのこと。そして空港の所有者は、韓国空軍とのことから軍事用の飛行場らしいです。そのため、機内から外の撮影は一切禁止されていました。ちょうど格納庫に戦闘機が見えて、ちょっと物々しかったですね。

 

■16:30、 大邱国際空港に到着。早速、バスに乗り換えです

早速、大邱市内に移動します。今日は、大邱から高速バスで安東まで行く予定ですが、大邱市内へは地下鉄が走っていないため、市営バスを利用するしか無い様です。尚、バス停は空港前の横断歩道を渡ったところ。101番のバスに乗って東大邱まで行きます。

 

バス車内の様子です。降りるところは東大邱駅地下道駅で、所要時間は30分程でした。 そこから高速バスに乗るために中央高速ターミナルまで歩いていきましたが、大邱市内には行先によってバスターミナルが数か所に分かれている様なので、しっかり調べて行く必要がありますね。

・韓進高速ターミナル

・東洋高速ターミナル

・中央高速ターミナル(安東方面)

・大邱東部停留所

 

■20:00、 本日初めてのゲストハウスに到着

安東市外バスターミナルに約1時間30分程の所要時間で到着。時間もちょっと遅めだったため、まっすぐ宿泊先のゲストハウスまでタクシーで移動しました。でも、ここまでが大変!タクシーの運転手さんになかなか場所を分かってもらえず、結局、運転手さんから直接ゲストハウスに電話してもらい事なきを得ました。しかし、私の韓国語不足にちょっと落ち込みましたね(泣)尚、上の写真はゲストハウスの様子です。

 


2016/10/19(水): 安東2日目、今日は「安東河回村(アンドンハフェマウル)」を見学

■8:00、 安東市外バスターミナルから河回村までバス移動

 安東2日目。さあ、気を取り戻して今日は安東の河回村(ハフェマウル)とその周辺を観光します。上の写真は夕べ泊まったゲストハウスで、今日も宿泊予定です。アットホームな感じで居心地バツグンですよ。

さて、まずは昨夜、到着した安東市外バスターミナルまで徒歩(15分程度かな?)で移動。そこから46番バスに乗って河回村のバス駐車場(切符売り場)まで行きます。所要時間はかれこれ30分程度かな?さらに、そこから無料シャトルバスに乗り換え河回村手前の案内所まで移動します。シャトルバスの乗車時間はほんのちょっぴりでした。

 

■10:00、 いよいよ安東河回村(ハフェマウル)を観光します

河回村手前の案内所から歩くこと2~3分。村の入り口に到着するので、入り口に掲げられた地図から見学ルートを決めてから村の中にイン!村の隅々を見て回るには結構、大変そうです。

 

この「河回村」は、洛東江(ナットンガン)と言う川が村を囲むようにして流れているので、地形が独特になっている様です。尚、この村の時代は高麗時代の終わりからとのことで、600年あまりは経っているとのことでした。そして、今でも村人はここで暮らしているんですって!。(本当に凄い!)

 

この村には、かの有名な韓流スター「リュウ・シオンさん」の実家があることでも有名ですよね。それがこのお宅です。

 

■13:00、 芙蓉台(プヨンデ)から河回村を一望

ここは、芙蓉台(プヨンデ)と言うところです。河回村の渡船場(正面の左下あたり)から芙蓉台行きの渡し船に乗り手前の川岸に渡って、この小高い丘に登ってきたところです。高さは約64メートル、この絶壁の丘から眼下を見ると、河回村と村を囲むようにして流れる洛東江(ナットンガン)を一望することが出来て本当に絶景でした。

 

■14:00、 花川書院(ファチョンソウォン)を観光

芙蓉台から下りて行くと、ちょっと広めの駐車場があります。この日も大型観光バスが何台か駐車していました。そしてそのすぐ隣りに花川書院と言うところがあります。この書院は、朝鮮時代に両班(ヤンバン)の弟子たちに学問を教えていたところだそうで、今で言う私立学校のようなところだそうです。今でも管理人さんが実際に住まれていて、古宅体験で今も宿泊が出来るそうです。

尚、ここは朝鮮時代の学者でかつ、官僚であった「柳成龍(リュ・ソンリュン)」と言う人のお兄さんが祀られているそうです。 


2016/10/20(木): 今日は安東から慶州へ移動

■10:30、 安東駅からセマウル号に乗車

今日で3日目です。今日の予定はこれから慶州に向かいます。先ほど、昨日の安東市外バスターミナルから市内バスで安東駅に着きました。これから汽車(マウル号)に乗って慶州を目指します。ところでちょっと気が付いたのですが、韓国のホームって日本に比べて意外と低いんですよね。なので、簡単に降りられそう!

 

■14:10、 ついに慶州に到着しました

安東から汽車に揺られてかれこれ約2時間30分、やっと慶州駅に到着しました。今日のゲストハウスは駅から歩いて直ぐのところです。

 

ゲストハウスにチェックインが完了したので早速、自転車を借りて慶州市内を観光しようと思います。ところで、慶州での観光では以下の様に3つの地区に分かれる様なので、今日と明日は①の慶州市内地区を、明後日は③仏国寺地区を観光しようかなと思っています。②普門団地はパスしました。

・①慶州市内地区

・②普門団地

・③仏国寺

 

■15:00、 最初に大陵苑(テヌンウォン)を見学しました

ここは大陵苑です。新羅時代の王や王妃、貴族などの古墳が点在する広大な古墳公園との事で、大陵苑という名称は高麗時代の歴史書『三国史記』に由来するとのこと。屋根のない博物館とも呼ばれているそうです。慶州市民の憩いの場の様ですね。

 

大陵苑の中を散策してみました。この日は市民の方がほとんどいませんでしたので、ちょっと寂しかったですね!

 

■15:00、 ここは瞻星台 (チョムソンデ)です

この瞻星台は東洋最古の天文台で、善徳(ソンドッ)女王の時代(635年~647年)に作られたものだそうです。高さは9.17m、基壇部の上はとっくり型の円筒部となっており、頂上部には井の字型の石材がのっている様です。中央の四角い窓からは上下にそれぞれ12段ずつの石が積まれていて、これは1年12カ月24節気を表しているとのこと。また、円筒部には計362個の石が使われていることから、この数は陰暦で計算した場合の1年間の日数を表している様です。

 

ここは月淨橋(ウォルジョンキョ)です。新羅時代の景徳王19年(760年)頃に造られた前長66m、幅9m、高さ8mの橋で、慶州市が数年前から復元に向けて工事を進めているとのことです。なので、今でも工事中で通行ができませんでした。尚、この橋は新羅の中心部だった月城と南山を繋ぐ交通路として利用されていたとのことで、発見当初は礎石だけしか残されていなかったそうです。 今ではこんなにも復元され、また、夜になると外側から煌びやかにライトアップされて本当にきれいでした。

 

ここは校村韓屋村です。ここはもともと瑤石宮(ヨソックン)があったところなんだそうですが、今は各種伝統文化体験場として運営されているそうです。また、この辺のお屋敷は韓定食を食べさせてくれる高級料理屋さんとのことから、とっても一人では入れる様な雰囲ではありませんでした。ネットでも調べて見ましたが、この辺の一帯は国内外の大統領や有名人達が利用されている料理屋さんとのことから、我々、一般庶民にはとても無理の様ですね。(ああ、ビックになりたいですねぇ)

 

■17:00、 東宮と月池(雁鴨池)トングングァウォルチ(アナッチ)

「月池(ウォルチ)」は、674年に新羅の三国統一を記念し文武(ムンム)王によって造成された新羅時代最大の人工池だそうです。貴族たちはこの池に船を浮かべては「池に映る月」を楽しんでいたそうで、「雁鴨池(アナッチ)」という名称は、新羅滅亡後に廃墟となったこの池に雁や鴨が住み着いたことから付けられたそうです。現在は、「臨海殿址(イメジョンジ)」と呼ばれる新羅王宮の別宮「東宮」が復元されており、夜間になるとライトアップされることから非常に幻想的な雰囲気になる様です。

 


2016/10/21: 慶州2日目、慶州市内を今日も観光

■9:30、 慶州の2日目。校村韓屋村の朝の様子です

再度、校村韓屋村の様子を見に来ました。やっぱり立派なお屋敷がいっぱいです。尚、この辺一帯の定食屋さんも、もともとは歴史的建造物と言う事らしいですよ。

 

■11:00、 慶州市内はまだ、あちこちが発掘の真っ最中

慶州市内からちょっと離れたところを自転車で観光していたら、発掘の真っ最中だったところに出くわしました。まだまだ慶州にはこんなところがいっぱいある様ですね。

 

■11:00、 ここは五陵(オヌン)で新羅人の聖域とか!

 ここは、慶州市中心部からすこし南へ行ったところにある五陵(オヌン)と言うところです。五陵は新羅の始祖である五人の陵があることからこう言われているとのことで、この地域一帯が新羅人の聖地なんですって!?

 

■13:00、 ここは国立慶州博物館です

 ここは国立慶州博物館です。この博物館には先史時代から朝鮮時代に到る遺物21万点あまりが所蔵されているとのことで、その中の3000点あまりが展示されているそうです。新羅の文化遺産は一目で見ることができるそうですよ。まあ、とにかに一杯ありすぎて見て回るのに大変です。「あぁ、疲れたぁ!」 

 

■16:00、 ここは、皇龍寺址(ファンリョンサジ)です。

地図を頼りに細長い道を自転車で走らせていると、だだっ広い原っぱの中に何やら記念館らしき建物が見えて来たので、立ち寄ることにしました。

 館内に入ると「空気感がちょっと違う!」と思ったら、やはり今日がオープンしたてとのこと。そして、この建物の前の「だだっ広い原っぱ」には、礎石が残っているだけでほとんど見るところがありません。と、言うことでちょっと寂しい限りですが、今後はこの一帯も少しづつ復元されていくんでしょうね!?ところで、この記念館の訪問客は私が第1号とのこと。「吃驚です!」そんな事からか、この記念館をデザインされたデザイナーさんに館内を詳しく案内して頂き、大変恐縮でした。本当にありがとう御座いました。  

■20:00、 今日の観光の最後は路上ライブ

今日も1日中、めいいっぱいの観光を終え自転車でゲストハウスに向かって走らせていると、どこからともなく歌声が聞こえてきます。思わず、近くに行って見ると公園の中でライブをやっていました。自転車を止め見物していたら思わず聞き入ってしまい、本当に感激しちゃいました。「澄みとおった歌声が慶州の夜空にピッタシな感じでしたね!」

 


2016/10/22: 慶州3日目、仏国寺地区を観光

■9:00、 石窟庵(ソックラム)の観光に出かけます

今日は慶州の最終日。今日は仏国寺(プルグッサ)地区を観光する予定です。まずは慶州市外バスターミナルから10番又は11番のバスに乗り仏国寺の駐車場(所要時間:約40分)まで行き、そこからシャトルバスに乗り換えて石窟庵 (所要時間:約10分)を目指します。そのあとで再度、仏国寺の駐車場まで戻り仏国寺を見学しました。これから見学される方は石窟庵までは慶州市外バスターミナルからの直通バスがないのでちょっと気を付けた方が良いかもしれませんね!?

 

■10:30、 石窟庵(ソックラム)に到着

ここが石窟庵です。石窟庵は、ユネスコ世界遺産にも登録されている韓国を代表する仏教遺跡で、「三国遺事」によると金大城(キム・デソン)と言う人が前世の両親のために創建したと伝えられているとのことです。 尚、石窟庵は新羅時代の景徳王10年(751)に創建され、当初は「石仏寺」と呼ばれていたとのことです。

 

■12:00、 仏国寺(プルグッサ)を観光します

仏国寺に、石窟庵の駐車場から12番のバスに乗り戻ってきました。そして、バス停からしばらく歩くと、仏国寺の正面に到着します。

 

ここが、仏国寺の正面入り口です。仏国寺は金大城が現世の両親のために景徳10年(751)に創建したと伝えられているそうです。

 

境内の中はこんな感じ。正面に大雄殿が見えその両脇に三重石塔と多宝塔があります。三重石塔は新羅時代の景徳10年(751)に建てられたものだそうです。

 

■20:00、 韓国の銭湯に行ってきました

今日の旅の締めくくりは、市内のお風呂屋さんに行ってきました。ネットでチムジルバンを探したのですが、慶州市内にはどうも無さそうなので、お風呂屋さんにしました。営業時間は21:00頃が最後だったため、ゆっくりと入ることはできませんでしたが、韓国の銭湯を経験できたのは本当によかったと思います。なんだか日本の銭湯以上に雰囲気があって、いい感じでしたよ!。さあ、明日は釜山に移動します。


2016/10/23:  慶州から高速バスで釜山・海雲台へ移動

■13:00、 海雲台の海水浴場にて

今日から釜山を観光します。朝一番で慶州から高速バスに乗り、釜山の老圃洞(ノポドン)バスターミナルに到着。地下鉄1号線の老圃洞駅から蓮山駅、そして2号線に乗り継いで海雲台まで来ました。今いるところは、海雲台の海水浴場です。この海岸沿いに釜山アクアリウムと言う水族館があります。 この水族館は2001年にオープンし、特徴としては海雲台ビーチから海水を引いて浄化し、その水を使用しているとのことだそうです。また、約3万匹の海の生物が生息しているそうで、泳ぐ魚たちはトンネル型の水槽を通して間近に見ることができます。

 

海岸沿いをしばらく歩いていくと、ヌリマルAPECハウスと言うところがあります。ここは、2005年11月に開催されたAPEC首脳会議会議の会場となったところです。この時の日本の総理大臣が小泉総理大臣、アメリカがブッシュ大統領、ロシアがプーチン大統領だったそうです。

 

ここは海雲台ビーチの東側の小高い丘です。通称「月見の丘(タルマッキル)」と呼ばれているところから撮った景色です。眼下には海雲台ビーチと市街地や広安里(カンアリ)地区を結ぶ「広安里大橋」が一望でき、夜間はライトアップされて本当に夜景が美しかったです。沿道にはカフェやバー、レストランなどが軒を連ねていて、私は一番見晴らしが

良さそうなカフェに入り一時を過ごしました。

 


2016/10/24:  海雲台2日目、海東龍宮寺と広安里ビーチを観光

■10:00、 海東龍宮寺(へドンヨングンサ)です

今日は海東龍宮寺に観光に行きます。まずは、地下鉄2号線の海雲台(ヘウンデ)駅近くから市内バス(所要時間は、20~30分程)に乗り、龍宮寺の入り口まで行きます。そこから看板に従って歩いて行くと、土産物やワカメ、昆布、岩海苔などの海産物や野菜、仏具(数珠や仏像)を売る露店が寺の入り口まで軒を連ねています。そして寺の入口の手前には十二支神の石造があり、そこで自分の干支である石造にお参りをして、いざ、入り口の階段を下りて行くと、大きなお腹をした石仏像が現れます。その石造のお腹を撫でると男の子を授かると言われていることから、女性の観光客はみんなお腹を撫でて行く様ですよ。

 

そして、階段を下りると岩場に建てられた珍しい海の寺が現れます。普通、お寺と言えば山にあるイメージですけど、ここのお寺は岩場に建てられており、大変珍しい海の寺として国内では有名らしいです。高麗時代の王の師が夢で宣託を受けて建てたとのことで、文禄・慶長の役で消失し、1930年代始めに再建されたそうです。また、ここには高さ10mの海水観音大仏が有名で、この観音様に心からお祈りすれば必ずや一つの願いだけでも叶えてくれると伝えられているそうですよ。

 

■13:00、 広安里ビーチ(クァンアルリビーチ)です

ここは広安里ビーチです。今はシーズンオフなので浜辺には人がほとんどいませんでしたが、夏になると海水浴客で大変賑わうそうです。夜は広安大橋がライトアップされることから夜景が大変きれいなので、多くの人で賑わうそうですよ。

 


2016/10/25:  海雲台から南浦洞へ移動

■10:30、 南浦洞(ナンポドン)を観光します

今日で8日目。 海雲台から南浦洞(ナンポドン)に移ってきました。今日はApple Guest House に宿泊する予定です。さて、今日は釜山タワーを観光しようと思います。釜山タワーは、1973年に設立され龍頭山公園のシンボルとして市民に親しまれているタワーとのこと。地上120mの高さから東西南北の釜山の景色が楽しめるようになっていて、眺める景色は本当に絶景でしたよ。

 

釜山タワーと同じ敷地内にある『龍頭山公園』にはハートのモニュメントいっぱあり、その後ろの柵には南京錠がいっぱい。韓流ドラマのワンシーンを思い浮かべる様です。

 

■15:00、 BIFF広場でかの有名な映画監督の手形を発見

龍頭山公園から10分程歩くと、BIFF広場と言うところがあります。この広場は毎年10月に釜山国際映画祭が開催されるところだそうで、また、釜山では大変にぎやかなところとのこと。今日もホットクやトッポッキなどを売る屋台も沢山出ていて、多くの人がその屋台の前に列をなしていました。尚、BIFF広場の路面にはこの映画祭に参加した監督や俳優達の手形が記念に埋め込まれていて、日本からも北野たけしが参加していた様ですね。

 


2016/10/26:  南浦洞2日目、三光を観光

■11:00、 四面(ソミョン)にある三光(サムグァン)寺を観光します

四面(ソミョン)にある三光(サムグァン)寺に観光に行ってきました。行き方は地下鉄四面駅9番の出口を出て、栄光図書(ヨングァントソ)向かい側のバス停からマウルバス15番に乗車して行ってきました。所要時間は10~15分程。でも、そのバス停が本屋さんを目印にして探したのですがなかなか見つけられず、大変苦労しました。(地図参照)

 

三光寺は愛国仏教、生活仏教、大衆仏教という目標から造られた天台宗のお寺とのこと。建立は1969年だそうで、歴史的にはそんなに経っていませんが、建物は大変優雅で立派でしたよ。

 


2016/10/27:  南浦洞から汽車で大邱へ移動

■10:10、 釜山駅から大邱に移動します

そろそろ旅も終盤に近付いてきました。今日は、釜山駅からムクファング号に乗って大邱まで移動(所要時間は1時間30分程)します。大邱は大韓民国南部の都市で人口は約250万人。ソウル、釜山、仁川に次いで韓国で4番目の大都市とのこと。明後日29日の帰国は、最初に到着した大邱国際空港から成田に戻ります。

 

■12:00、 桂山聖堂(ケサンソンダン)を見学

大邱での宣教活動をすすめたフランス人宣教師ロバート神父が、フランスからステンドグラスやトタンなどの資材を持ち込ち込んで、1902年に建てたものだそうです。ロマネスク様式を基調としている様ですが、全体の平面構成や尖塔とステンドグラスなどの一部分などはゴシック様式も採用されているとのこです。 

 

■12:00、 韓流ドラマ「ラブレイン」で有名な音楽喫茶店「セラヴィ」です

ここは大邱桂山(ゲサン)聖堂近くにある、韓流ドラマ「ラブレイン」のロケ地で有名な音楽喫茶「セラヴィ」です。ラブレインは70年代のお話で、韓国大学美術学科の学生で御曹司のソ・イナ(チャン・グンソク)と、同じ大学の家政学科に通うキム・ユニ(少女時代のユナ)との恋物語ですよね。この喫茶店はドラマの放送が終了しても、今でも営業していましたよ。

 

■15:00、 歌手「キム・グァンソク」通りに行ってみました

ここは、「キム・グァンソク通り」と言うところで、大邱では大変有名なところ。場所は大邱市防川(パンチョン)市場の路地です。ここでは終日彼の歌が路地に流れていて、またキム・グァンソク(1964-96)の像や歌詞が書かれた壁画、野外公演会場などがありました。今日も路地であるシンガーがキム・グァンソクの歌をライブしていましたよ。彼は、32歳で自らこの世を去った永遠の歌手だそうで、事件があった当時は大変な騒ぎになったそうです。20年以上たった今でもさまざまな形で新たなスポットライトが当てられているそうですね。

 


2016/10/28:  大邱2日目、今日が旅の最終日

■12:00、  今日がこの長旅の最終日です。旅先でご一緒させて頂いた金ちゃんと大邱市内を観光

今日は、大邱薬令市韓医薬博物館で知り合いになった金ちゃんと、大邱市内を一緒に観光させて頂きました。最初は西門市場(ソムンシジャン)の屋台で簡単に昼食をとり、3号線に乗って大邱タワーへ。その後、チムジルバンでお風呂に入ったあとは夕食もご一緒させて頂きました。本当にありがとうございました。また、ご一緒させて頂きたいですね。欽ちゃん!

明日は日本に戻りますが、また、いつか機会を見つけて大邱や釜山に旅行したいですね。その時まで、一先ずお別れです。なんだかソウルとはまた違った魅力にはまりそうです(笑)

 


終わり