【2013/06/15~18 江華島・水原・仁川へ行ってきました】

今年、初めての韓国の旅でした。今までの観光はほとんどがソウル市内でしたが、今回は江華島、水原、仁川に出て見る事にしました。地方の観光は2度目ですが、バス、電車、タクシーを乗り継いでの旅、どうなりますことやら。「まぁ、とにかく出発しましょう!」

 
日付 日程
6/15(土)

・仁川空港に17:00頃到着

・新村駅近くの「カーサビレシンチョンレジデンス」に宿泊

・夕食は新村繁華街の「チョルキルワンカルビ」で食事

6/16(日)

・江華島を観光(江華島は新村からバスで約1.5時間)

・夕食は新村繁華街の「トンネパジョン」で食事

6/17(月)

・華城行宮を午前中観光(水原は新村から電車で約1時間15分)

・昼食は「ヨンポ カルビ」で食事

・午後は韓国民俗村を観光し、ソウルに17:00頃戻る

6/18(火)

・仁川市内を14:00頃まで観光

・仁川空港に15:00頃戻る                                   


 

■2013/06/15 :第1日目(新村での宿泊 )

・16:55 仁川空港に到着

14:20に成田空港を離陸し、仁川空港に16:55に到着。ほぼ予定通りのフライトでした。今日は新村(シンチョン)の「カーサビレ シンチョン レジデンス (Casaville Shinchon Residence)」に宿泊する予定です。尚、新村には空港鉄道(A'REX)に乗って行くんです途中、弘大入口駅(ホンデイック)で2号線に乗り換えが必要です。時間は約1時間です。


・20:00頃 今日は「チョルキルワンカルビ」で夕食です

このお店は、焼肉が美味しくて値段も結構安いとネット上で口コミされていたお店です。私もその情報につられて行ってきました。お店の目印は壁に書かれた大きな線路の絵なんですが、結構分かりやすかったです。新村にまた行った際は、行こうと思っています。


■2013/06/16 :第2日目(江華島観光 )

江華島(カンファド)は、ソウルの北西約50kmの距離にある300平方kmほどの淡路島の半分ぐらいの大きさの島で、漢江の西の河口にあり北朝鮮とは目と鼻の先にあります。まわりには10の有人島と17の無人島があり、高麗時代の13世紀にはモンゴル帝国(元)の侵略に脅かされたため、それに対抗するために36年間臨時の首都が置かれていたそうです。それ以降も日本を含めた諸外国からの侵攻を受けたことから、歴史的背景の史跡がたくさん残っているとか。また、世界遺産でもある青銅器時代の古墳「支石墓(コインドル)」もあり、寺院も多く、自然も大変豊かな地だそうです。


・8:00頃 江華島目指して出発!

朝早くからバス停探しです。どうも江華島までは電車が行ってない様なので新村からバス移動です。なので、バス停探しに一苦労しました。”おっかしいなぁ?ネットではこの辺だと書いてあったんだけどォ!” 結局のところ、新村駅1番出口から現代百貨店前を通りハナロバンクを過ぎたところに、オレンジ色のバス停(3000番)がありました。"やっぱり!だめだね~ぇ”。江華島へは、江華バスターミナルまで約1時間30分でした。


・10:00頃 最初は①高麗宮址(コリョグンジ)から見学

バスは10:00頃、江華バスターミナルに到着しました。そこでタクシーをチャータすべく、運転手さんと何度か値段交渉したのですが交渉決裂!そして、親切なアンさんと言う運転手さんと巡り合え、いざ「출발합시다!」。尚、観光の周る順番は以下しました。

 ①高麗宮址(コリョグンジ)

 ②江華支石墓(カンァコインドル)

 ③江華島歴史館(カンァフヨクシグァン)

 ④江華山城(カンファサンソン)    

 ⑤江華平和展望台(カンァビョンファチョンマンデ)

 ⑥伝燈寺(チョンドウサ)

 ⑦広城堡(グァンソンボ)

 ⑧徳津鎮(トッチンジン) 

 ⑨草芝鎮(チョジジン) 

 

最初の見学は高麗宮址です。ここには外奎章閣(ウェギュジャンガク)と言う建物があり、朝鮮王朝時代に歴代国王に関する文書を保管していた奎章閣の付属図書館だそうです。1866年の丙寅洋擾(ピョンインヤンヨ)事件により、フランスに略奪されパリ国立図書館に今、所蔵されているらしいです!。


・11:00頃 ここは②世界遺産の江華支石墓(カンファコインドル)です

江華支石墓は、世界遺産に登録されている「青銅期時代を代表するテーブルの形をした北方式支石墓」だそうです。韓国一の大きさらしいですよ。


・12:00頃 ここは⑤江華平和展望台(カンファビョンファチョンマンデ)です

江華平和展望台からは江華湾をはさんで、対岸は北朝鮮の黄海北道(ファンヘプット)だそうです。直線距離で2.3km、韓国企業の工場が入居している経済特別区の開城(ケソン)工業団地までは18kmの距離だとか!

見通しの良い日には、黄海北道の住民の暮らしぶりが肉眼で見えることが出来るそうで、この日も何人かの住民の様子が望遠鏡ですが確認することができました。また、展望台の中には平和を願って折り紙がいっぱい壁に張られていましたが、それを目にした時はこの問題の深刻さが痛烈に感じた取れた様な気がしました。早く統一を図ってもらいたいものですね!


・13:30頃 ここは⑥伝燈寺(チョンドウサ)です

伝燈寺は、高句麗の阿道和尚が建てたと伝えられており、伝燈寺と言う名は、高麗の忠烈王(在位:1274-1308)の貞和王妃が仏殿に玉燈を献納した時から呼ばれるようになったそうです。 伝燈寺は、境内だけでなく周囲の景観でも美しいことで有名らしいですよ。


・14:15頃 ここは⑦広城堡(グァンソンボ)です。

広城堡は、江華島の南東部の海岸に位置し、古来から朝鮮半島と江華島の間の江華海峡を守ってきた要塞のひとつだそうで、「堡」は砦(とりで)と言う意味だそうです。地形が険しい江華島の海岸ではその砦が「12」あるそうで、広城堡はその1つに数えられるそうです。1871年に当時の朝鮮とアメリカ軍との間で起きた「辛未洋擾(しんみようじょう)」事件の決戦地として有名であり、今は、復元した城門「按海楼(アンヘル)」や古い大砲、慰霊碑「双忠碑閣(サンチュンピガク)」が設けられていて、大変広い自然公園になっているそうです。

 

「運転手のアンさんへ」  

앙 효창 씨에게

4월 16일에 관광했을 때 여러모로 신세가 된 마키노라고 합니다.
그 때는 많이 감사합니다. 다들 참 즐거웠다고 기뻐했습니다.
이번에 다시 그곳에 여행 갔을 때 연락할 테니까 안내해 주세요.
인사가 매우 늦은 것, 죄송합니다. 추억에 블로그에 드렸으니 시간이 있으면 보세요.
다음에 한국어도 좀 더 공부해서 말할 수 있게 해 두고 싶습니다.
그때까지 몸 조심해 일에 힘내세요.

11월 10일

 


・14:45頃 ここは⑨草芝鎮(チョジジン) です

草芝鎮は、海上から侵入する外的を防ぐために、孝宗が1656年(孝宗7年)に建築した要塞だそうです。そして高宗12年(1875)8月、侵攻した日本軍艦の雲楊号と熾烈な戦を繰り広げ、この戦いが元で高宗13年(1876)、外敵の強い圧力に負け日朝修好条約(丙子修好条約)を締結することとなり、仁川・元山(北朝鮮)・釜山を開港したとのことです。この事件により韓国の主権を失ってしまった歴史のある場所だそうです。

 


・18:00頃 今日の夕食はトンネパジョンです。

今日の夕食は、ネットでチェックしておいた「トンネパジョン」に行くことにしました。場所は、新村駅から徒歩3分程の繁華街のど真ん中です。お店に入った時間はちょっと早かったので、お客さんはまだ全然いなかったのですが、夜になると人でい~っぱいになるそうですよ。料理はボリューム満点の「トンネパジョン」。店員が「お待たせしましたぁ~!」っと言って、料理が出てきた時は、 ”え!、食べられるかなぁ。。?”って感じ!。それでもほか、何品か頼んだのですが、トンネパジョンだけでも大人4人(女性3人/男1人)でも十分だったかもね!


■2013/06/13 :第3日目(水原観光 )

水原城の始まりは、朝鮮王朝第22代目の正祖王が11才の時、祖父の英祖王の怒りをかって餓死の刑に処せられてしまった父「思悼世子(サドセジャ)」の死を目撃してしまったことから始まったようです。後に、正祖王にはその父の恨みをはらす使命が、残されていたんですね。

正祖は、王位後の1788年(13年後)、父「思悼世子」の墓を墓地の敷地としては最高に良いとされていた華城地区に移し、そこに住んでいた住民を近くの八達山(パルダルサン)の麓に移住させて、その場所に城を建てたのが水原城の始まりだとか。。。

・9:00頃 水原駅到着!

新村駅(2号線)から新道林駅(シンドリム)で1号線に乗り換え、1時間15分程で水原駅に到着。駅前の水原観光案内所でまずは情報をGETしようと考えていましたが、ちょうど工事中だったため断念し、八達門行きバス停へ急ぐことにしました。

・9:30頃 八達門(パルダルムン)です。

水原駅前からバスに乗車。15分程で八達門(パルダルムン)に到着です。去年(2012年)の9月にも一度、来たことがあるのですが、その時はちょうど工事中だったため、全体を見ることができませんでした。今回はある意味、そのリベンジですね!。

 


・9:45頃 華城行宮(ファソンヘングン)前の広場です

ここは、華城行宮の表門前広場です。向こうに見える小高い山が八達山です。


・10:00頃 ここが正門の新豊樓です

華城行宮の表門新豊楼です 。新豊とは王様の新しい故郷であるという意味で付けられたそうです。この日はまだ、時間も早かったせいかお客さんの姿もまばらでした。


・10:00-10:50まで、華城行宮内を見学しました。

華城行宮内です。一番上の建物は奉寿堂(ボンスダン)と言い、王の行幸の際に正殿として使われた建物だそうで、今の建物は1997年に、日本統治時代に撤去されたことから復元されたものだそうです。尚、華城行宮はドラマ「チャングムの誓い」の撮影地としても有名ですよね!


1時間程で華城行宮内の見学を終え表門に戻ってみたら、小学生らしき見学者で門の前はいっぱいでした。前回訪れた時もこんな感じでしたので、「いつもこんな感じなのかなぁ?」と思いつつ、華城列車(ファソンヨルチャ)の発車場所に急ぐことにしました。


・11:00 華城列車(ファソンヨルチャ)に乗車

華城列車とは、八達山(パルダルサン)から錬武台(ドンジャンデ・ヨンムデ)までを往復する観光列車のことで、最初の車両が動力車、後ろに観光車両をつけた計3両の観光列車です。ネットで調べる前まではモノレールのような乗り物を想像していたんですがね。尚、最初の車両は龍の頭になっていて、後ろの観光車両は王が乗る輿を形象化して作られているそうです。私達は八達山から終点の錬武台まで乗車しました。乗車時間はおよそ30分程度でした。



確か、ここは華西門(ファソムン)だったかと?


・11:20頃 終点の錬武台(ドンジャンデ・ヨンムデ)です。

ここが終点の錬武台です。ところで、韓国KBSテレビのバラエティー番組「1泊2日(1박 2일)」の収録が、以前ここであった様ですね。私も今、スカパーでこの番組を見ているのですが結構面白いですよ。尚、錬武台では弓の矢を射る体験が出来るのですが、私達は時間も無かったので足早に退散しました。もし、行かれた時は是非、体験して見てください。結構、面白いと思いますよ!


・11:30頃 城壁の上を歩いて華虹門(ファホンムン)まで戻ります

ここは訪花随柳亭(パンファスリュジョン)です。東側の丘の頂上にある角楼で、遠方まで見渡せることから見張り台の役割を果たしていた様です。遠くに見えるのは水原(수원)の市内の様子です。


11:45頃 華虹門(ファホンムン)です

華城の唯一の水門で、水原川(スウォンチョン)からの水がこの華虹門を通って城内に流れ込んでいるそうです。


12:00頃 華虹門の近くのヨンポ カルビで昼食

昼食は華虹門のすぐ横にあるヨンポ カルビで食事をすることにしました。ここはネットでも評判のお店。特に有名なのは水原カルビなんですけど女性3人、男1人では食べきれないと思い、隣のお客さんが注文していたカルビスープとご飯にしました。カルビスープも骨付きカルビの具がたくさん入っていて、結構、お腹がいっぱいになります。味も大変美味しかったですよ!。さて、午後は韓国民俗村の観光に行くことにしました。 ”택시를 불러 주실래요?”


13:30頃 韓国民俗村です。

韓国民俗村の正面入場門です。韓国民俗村は水原の郊外にあり華城からタクシーで30分位のところにあります。この韓国民俗村は韓国の民俗文化の野外博物館としてまた、外国人観光客に韓国の伝統文化を紹介するために文化野外施設としてつくられたものだそうです。そして、映画やドラマのロケ地としても何度も利用され、撮影されたスポットにはドラマや映画のパネルなどが取り付けられていました。


13:30-16:00迄 場内を一気に見学しました

園内には20の工房があり、「陶磁器」「箕」「木器」「韓紙」「刺繍」「組み紐」「扇」「楽器」「青桐祭道具」などを、作っている様子を見ることができます。また、「農楽」・「チュルティギ(綱渡り)」・「マサンムイェ(馬上武芸)」・「伝統婚礼式」など、伝統公演も見ることできます。私達はちょうど「農楽」を見ることが出来ましたが、伝統公演は公演場所と時間が決まっているため、あらかじめチェックしておくことが必要ですね。ところで、園内では民芸品などの販売や食堂などもあり、昔の市場を再現した民俗村となっていることから、昔の雰囲気の中で食事などが楽しめるとのこと。時間があればもっとゆっくり楽しみたいところですね。

 


14:00頃 これが「農楽」です

14時から農楽の会場で公演がありました。よく時代劇のドラマの一齣に登場してきますよね!見ていると頭に取り付けた襷のようなものを、首をふってふり回す様な踊りのようで、よく首がおかしくならないのかなと心配になります。まあ、素人がやったら直ぐに目を回しますね!


■2013/06/18 :第4日目(仁川観光 )

仁川の観光名所には、チャイナタウン、月尾島(ウォルミド)、郊外には空の玄関口・仁川国際空港や遺跡が点在する江華島(カンファド)、高層ビルが立ち並ぶ松島(ソンド)国際都市などがありますが、初日に江華島(カンファド)を観光したので、今日はチャイナタウン、月尾島(ウォルミド)、松島(ソンド)国際都市を見学したいと思い、新村から地下鉄でやってきました。しかし、生憎の雨。なので、チャイナタウンと旧日本人街を見学して今回は終わりにしました。尚、ジャージャー麺の麺発祥の地は、ここチャイナタウンからだってこと知ってました?


・10:00頃 仁川駅前です

仁川駅前からの景色です。向こうに見えるのがチャイナタウンの入り口です。


・10:20頃 チャイナタウンです

チャイナタウンの入り口から上がって来たところです。このチャイナタウンですが、1883年に仁川港が開港して以来中国人(清)が居住し始め、一時はこのチャイナタウンに1万人もの華僑が暮らしていたそうです。しかし、朝鮮戦争後にどんどん廃れ、「チャイナタウン」とは名ばかりになってしまったそうですが、最近、このチャイナタウンを復活させようという声があがり、昔のチャイナタウンの姿を取り戻しつつあるそうです。


・11:00頃 自由公園の中

ここは、チャイナタウンから上がってきたところの自由公園の中です。園内には市民の休憩所やマッカーサー(韓国語でメッカド)の銅像、仁川学徒義勇隊護国記念塔、韓米修好100周年記念塔などがあり、また、高台に位置することから仁川港や仁川市街地などが一望できるため、市民の憩の場として親しまれているそうです。


コメント: 0 (ディスカッションは終了しました。)
    まだコメントはありません。