【2013/10/08~11 全州へ行ってきました】

 

全州は昔、三韓時代に百済の都として栄え、李氏朝鮮時代には全羅北道の道庁として定められたところです。また、食文化が発達してきたところでもあり、代表的な料理として「全州ビビンバ」などが有名だそうです。そんな全洲の歴史と食文化を体験しに行ってきました。

 

日付     日程
10/08  全州市内観光
10/09  馬耳山登山と全州市内観光
10/10  大屯山(テドゥサン)878m登山
10/11  ソウル市内宿泊、ショッピング


■2013/10/08 :第1日目(全州市内観光)

・11:20頃 空港高速バスのチケット売り場にて

成田発08:05、仁川空港に10:50頃着。その後、11:30の空港高速バス(全州コアホテル行き)に乗車し一路、全洲へ。尚、チケットは到着ロビー1階の2カ所で販売しています。私たちはロビー中央付近(8番出口付近)で購入しました。


・15:30頃 全洲コアホテル前に到着

仁川空港を出発したバスは、途中「정안(正安=ジョンアン)」のサービスエリアで休憩(10〜15分程度)。なので、サービスエリアではじっくり見学している時間はありませんでした。まあ、おやつを買うのが精一杯ですかね!
尚、バスから降りるときは運転手さんに「何時に出発か」を確かめ、駐車位置やナンバープレートをしっかりチェックしてからバスを離れた方がよさそうです。でないと、同じ様なバスがたくさん止まっているから、迷ってしまうかも!??さて、その後バスは、「全州駅」を経由して「全州コアホテル」(廃業したみたい?)の駐車場までノンストップ。尚、このバスではホテル手前の路が下車位置でした。所要時間は約4時間。


全州韓屋村には「全州コアホテル」隣の大型マートSAVE ZONEから八燵路に出て、バス通り沿いをまっすぐ歩いていけば15分程度で殿洞聖堂前に着きます。バスやタクシーも利用できますが歩いて行っても簡単でした。


・16:00頃 Hanbit Hanok Guesthouseに到着

今日の宿泊先は「Hanbit Hanok Guesthouse (한빛 한옥 게스트하우스)」です。このGUEST HOUSEは全洲の韓屋村(ハノク マウル)入口に位置していて、近くには観光案内所もあり大変便利なところです。ただ、ホテルの看板が”韓+「ハングル字」”だったため、 "HanbitHanok Guesthouse"で探してもなかなか見つけられず大変でした。やはり、事前にしっかりと調べて行くべきですかね。尚、この近辺はこの様なGUEST HOUSEがいっぱいありました!!


・17:00頃 全洲の市内観光。まずは「梧木台(オモクテ)」から

ホテル到着後、観光案内所で観光情報をGETして、まずは近場の「梧木台(オモクテ)」に行って見ることにしました。梧木台からは眼下に韓屋村(ハノンマウル)を一望でき、韓屋村の様子が見てとれます。


そのあと、韓屋村エリアのあちこちを散策。家屋を改修中?だったり、ショップを営んでいる家だったりと色々で、全洲市(いや国かな?)で韓屋村エリアの保存に力を入れている様子がなんとなく感じ取れます。


ここは銀杏の木と同楽園です。この銀杏の木は樹齢500年とか。。。。まあ、樹齢500年だから幹もかなり痛んでいて、ちょっと痛々しかったですね。


・17:00頃 ここは慶基殿(キョンギジョン)です。

慶基殿は、初代王(イ・ソンゲ)の肖像画が展示されているところです。ところで、この入り口の大きな木もたぶん銀杏の木だと思いますが、これも樹齢?年を感じさせるとても大きな木でした。


・17:30頃 ここは殿洞聖堂(チョンドンソンダン)です

殿洞聖堂です。1914年立てられた西洋式の近代建築物で、韓国最初の殉教者の意を奉じて建てられたそうです。ビザンチン様式とロマネスク様式が融合しているとかでしたが、私にはどこがビザンチン様式でどこがロマネスク様式なのかよく分かりません。


・17:50頃 ここは豊南門(プンナムムン)です。

豊南門です。全州城を守った東西南北の門の中で、唯一現存する南の門だそうです。


・18:30頃 少女時代のテヨンさんの聖地を尋ねてきました

実は、全州は少女時代のボーカルで、テヨンさんの故郷なんですね。ご両親が眼鏡屋さんを経営しているとのことで、ファンとして是非、尋ねて見たいと思っていました。場所は、「서도프라자」(ソドプラザ)1階の眼鏡屋「アイビス」です。私達は豊南門からソドプラザまでタクシーで行ったので15分程で着きましたが、全州駅からだと30分位はかかるらしいですよ!。

 

最後に、ゲストブックに一言、書かせていただきました。「テヨンさん読んでくれるかなぁ?」まあ、世界中を飛び回っている少女時代だから、故郷に帰ってくるのもあまり無いでしょう「無理かもね!?」

ところで、少女達9人(今では立派な大人ですが。。)の笑顔を見ていると、とても癒されますね。「これからもがんばってください!」「いつも応援してますよ~ぉ!」


■2013/10/09:第2日目(馬耳山登山と全州市内観光)

・09:30 いざ馬耳山(マイサン )へ出発!

翌朝は、早朝から馬耳山(마이산 )へ行く準備を開始。馬耳山は馬の耳みたいな変な山らしく、行く方法として全洲市外バスターミナルから鎮安(チナン)バスターミナル経由で馬耳山の北部駐車場に入る方法と全州駅前バス停から直通バスで馬耳山南部駐車場に入る方法とがあります。私たちは勿論、直通バスで馬耳山南部駐車場に行く方法を選択しました。「え!なぜって?」、実は、それは。。。。

 【参考】

 ■馬耳山南部駐車場(馬耳山直通)
  ・バス全州駅前の通りを渡った向かい左側のバス停留所から「행복한무진장」行きバスに乗車→馬耳山南部駐車場下車(남부마이산)

  ・所要時間は約45分
  ・料金は3,900ウォン
  ・全州駅発車時刻 9:30、11:50、15:30、18:00(直通バスは一日4本の様です)


・10:20頃 馬耳山南部駐車場に到着

南部駐車場に到着。

ところで南部駐車場を選んだ理由は、北部駐車場からだと「北部駐車場→馬耳山を通り南部駐車場へ抜けるルート 」になり、最初に500段くらいの階段を峠の華岩窟(ファオムグル)まで登らなくてはならないのですね!「これが結構きつい!」。ただ、今思えば南部駐車場からのルートも、最後の銀水寺(ウンスサ)から峠の華岩窟まで登り階段だったから、まあ、どちらとも言えないかも!

 

そんなことは知らずに「さあ、出発だ~ぁ。」


南部チケット売場で入山料(3,000W)を支払い「GO!」ところで、馬耳山にはお寺が3つあり、

 1つ目:金塘寺(クムタンサ)

 2つ目:塔寺(タプサ)

 3つ目:銀水寺(ウンスサ)

 

だとか。南部駐車場ルートから入っていくと、「金塘寺(クムタンサ)→塔影堤(タッピョンチェ)→塔寺(タプサ)→銀水寺(ウンスサ)→華岩窟(ファオムグル)→北部駐車場」の順に歩くことになります。面白いことに南部駐車場入り口に消費カロリーの看板がありました。「ふむふむ。へ~ぇ!そうなんだ」


・10:30頃 金塘寺(クムタンサ)です

チケット売り場から歩いて数分で金塘寺(クムタンサ)に到着。「それにしても、まぁ、なんと金ぴか屋根だこと!」「結構、”¥”がかかっていそうだね!左建物も建替え中だったし!」


・10:40頃 塔影堤(タッピョンチェ)です

ここは塔影堤だよ。この湖は馬耳山の湧き水が流れ込んでできたそうです。その後、なだらかな上り坂を数十分歩いて行くと、次は塔寺(タプサ)です。


・11:00頃 塔寺(タプサ)に到着です。


塔寺(タプサ)に到着。ここは石を積み上げた石塔(パゴダ)があるせいか、なんか雰囲気がちょっと違いましたね。パワースポットと言われている由縁かもしれません。ところで、この石塔のことですがネットで調べていたら、当初は120基以上あったそうですが、次第に「どれどれ」と触りたがる観光客によって、80基にまで減ってしまったそうです。「残念ですね」 また、この石塔はひとつひとつが手で積み上げたものらしく、セメント類は一切使ってないとのことでした。「すごいですね~ぇ!」

この写真は逆さツララで、冬になると不思議にこのようなツララが出来るそうです。その理由はまだ分かっていないとのこと。この日は、まだ10月9日なので勿論見ることが出来ません。なので、写真を拝借しました。

塔寺(タプサ)に別れを告げて、次は銀水寺(ウンスサ)に向かいます。


・11:30頃 銀水寺(ウンスサ)です

3つ目の銀水寺(ウンスサ)に到着。さて次は、峠の華岩窟(ファオムグル)に向かいます。


・11:50頃 華岩窟(ファオムグル)です

華岩窟(ファオムグル)にやっとで到着です。「はぁ、疲れたぁ!」銀水寺からここまで登り階段だったのですが、これが結構きつい!。華岩窟には泉が湧いているとのことでしたが見学どころではありませんでした。「でも、ここからは北部駐車場まで下り階段だから、「楽だよね!」

「さあ、北部駐車場に向かって降りて行こう!」。ところで降りながら階段を数えて見たんですが、約500段はありましたよ。登ってくる人たちも大変そうでした!。私たちは「楽チン、楽チン!」


12:15頃 北部駐車場に到着です

やっとで北部駐車場に到着しましたぁ。これで全行程終了です。


・12:40発 鎮安バスターミナルまで乗車します

「さて、北部駐車場から鎮安バスターミナルまでのバス運行表はと?」と見ると、結構、バスが出ているんですよね。尚、北部駐車場から鎮安バスターミナルまで10分くらいでした。「近!」


・13:00発 全洲市外バスターミナルに戻ります

鎮安バスターミナルで全州市外バスターミナル行きのバスに乗り換えたところです。発車時間は13:00でした。最後にちょうど、バスの中から馬耳山の馬の耳が見えたので撮ってみましたが、「分かります?」

 


・14:00頃 全州市外バスターミナルに到着

小一時間程で全州市外バスターミナルに到着です。


・14:20頃 コサドン映画通りへ

全州市外バスターミナルからコサドン映画通りまでタクシーで移動。ここは全州の明洞といわれているところで、毎年、国際映画祭が行われ祭りの中心になるところだそうです。この通りのレストランで昼食を食べ、食事を終て出てきたころには若者たちで大変にぎわっていました。


・15:40頃 これは全州客舎(全州ケクサ)です

ここは、全州客舎(전주객사=全州ケクサ)です。全州客舎は昔、中国からの賓客や官吏が滞在したところだとのことですが、今では全州を代表する文化財としてあるだけでなく、市民の憩いの場となっているらしいですよ。

 

私たちもここで一休みし。このあとは、夜まで全洲市内の観光の続きです。


■2013/10/10:第3日目(大屯山878m登山)

・6:40発 大屯山(テドゥサン)へ向かって出発 

今日はソウルに戻る日ですが、その前に大屯山(テドゥサン)に行くことにしました。朝5:00起きして、まずは全洲高速バスターミナルまで行き、荷物をコインロッカーに預け、全州市外バスターミナルから錦山(금산)行きのバスに乗車。大屯山(대둔산)で下車しました。所要時間は約1時間です。


・7:50頃 さあ、登山開始!

まずは、入場門らしきところでテドゥン山を地図で確認。山頂まで1.7km、2時間と書いてありました。ちょっと不安だったけど、「まあ、行くっきゃない!」と、決心して「いざ出発だ!」

尚、テドゥン山は標高878mで韓国中部のテジョン(大田市)から35Kmのところにあり、真っ直ぐに登る登山道は石段と鉄の梯子段の連続であるとのことでした。
また、この山の名物はサムソン階段(三仙雲の橋)で、傾度が50度、鉄の階段が127段あり、空中回廊を登る気分が味わえるとの事でした。「でも、怖そう? 」

登りはサムソン階段(三仙雲の橋)までこんな具合で、もう、大変でした。石段と言っても不揃いの岩がゴロゴロあるだけじゃん!

 


・8:50頃 やっとこ童心(トンシン)岩に到着。

やっとこさっとこ「ここまで来た~ぁ!」って言う感じ。ずっと、岩山を登り続けてきたので、もう、服は汗で「びっしょり!」。引き帰すなら今(右方向はケーブルカー乗り場なんだ)なんだけどと思いながら、自分自身に「さあ、カジャ!」。


・10:00頃 サムソン階段(三仙雲の橋)に到着

とうとう、サムソン階段に到着です。恐る恐る下から上を見ると思わず、「わぁ~怖!」「ほんまかいなぁ!」「これ本当に登るの~!」って言う感じでした。韓国は地震のない国と聞いてますが、もし、弱震程度の地震があっても一貫の終わりです。それに、雨などで階段がビショ濡れだったら、「これマジ怖い!」と思いましたね。この日は「曇り時々小雨」、多少、濡れていたような気がします。階段の両端ロープをしっかり握り締めて登りました。尚、階段の途中で決死の思いで写真を何枚か撮ってみました。


・10:30頃 展望台に到着!

「着いたぁ」ここが頂上です。頂上と言っても何もありません。足場もゴツゴツとしていて、この塔の周りだけがこんな感じです。お弁当でも広げて食べようなどと言う雰囲気ではなさそうです。なので、周りの景色を一望して終わりにしました。

途中、金剛クルム橋の手前にこんな所がありました。童心岩も見えます。景色を少しだけ眺めてから金剛クルム橋に向かいました。


■11:20頃 金剛クルム橋に到着

金剛クルム橋に到着です。「雲の橋」というつり橋ですね。さほど怖くはなかったですよ。


・10:20頃 ケーブルカー乗り場に到着

やっと、ケーブルカー乗り場に到着しました。これで、大屯山の登山も終了です。ここからの眺めも結構いいですよ。


・11:00頃 ケーブルカーで一気に下山

ケーブルカーに乗り、ふもとまで一気に下山です。所要時間は10分程度。それにしても下山はあっけなかったです。


・11:40発 全州行きバスに乗車

大屯山から、11:40発「全州市外バスターミナル行きバス」に乗車。全州に戻ります。

全州市外バスターミナルに12:40頃到着。時間にして子一時間程度でした。その後、全州高速バスターミナルから14:10発「セントラルシティー行きの」バスに乗車し、ソウルに戻りました。


・17:00頃 ソウルに到着

バスに乗車して約2時間40分程で「セントラルシティー」にバスは到着。時間は17:00頃でした。今夜はソウル駅近くにあるシロアムサウナに宿泊します。ここのサウナは日本人観光客にも人気があるそうで、交通の便も大変いいところです。

 

明日は4日目に最終日。南出門市場で買い物して日本に戻ります。買い物したアクセサリーはPolaris’にで販売させていただきました。是非、お買い求めくださ~い!。